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バレー「何の問題もない」“清水背番9のジンクス”笑い飛ばした

[ 2013年1月26日 15:26 ]

 J1清水の新体制発表記者会見が25日、静岡市内で行われた。カタールのアルアラビから5年ぶりに日本に復帰したFWバレー(31)は、チームタイトル獲得と得点量産を誓った。

 「目標はタイトルの獲得。そのために自分のゴールが必要だと感じている。タイトルを獲ることで、若い選手の多いチームにいい影響をもたらすことができるはず」。

 日本での実績は申し分ない。J1通算79戦で44得点。J2でも152戦で71発と、7シーズン全てで2桁得点を記録している。G大阪に所属した08年以来の日本復帰に「以前と同様の活躍を見せたい」と期待の大きさは理解している。中東にいた4年半も充実していた。計5つタイトルを獲得し「チームタイトルの大切さを知った」。さらに、2年前にブラジル人のタリタさん(28)と結婚し、娘のサラちゃん(1)も誕生。守るべき存在が増え、5年ぶりのJリーグに強い決意を持って臨む。

 確固たる自信があるからこそ、ジンクスも笑い飛ばした。バレーがつける背番号9。昨季のユングベリはユニホームを披露することなく退団。引き継いだフランサは14試合無得点で東京Vへ移籍。09年から背番号9をつけた永井も、3年間で1得点と期待を大きく裏切った。それでも、バレーは「9番は愛着があって好きな番号。中東でも9をつけて、得点もタイトルも獲ったから何の問題もない」と言い切った。負の歴史を断ち切るだけの実績と自負がある。

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2013年1月26日のニュース