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本田自信満々「別に格上と思っていない」

[ 2012年10月9日 06:00 ]

本田、香川(奥)が合流し、車に乗り込む

日本代表直前合宿

 7日のスパルタク・モスクワ戦から一夜明け、CSKAモスクワのMF本田がシャルル・ドゴール国際空港に降り立った。ザッケローニ監督がフランス、ブラジルに真っ向勝負を挑む方針を打ち出したことを伝え聞くと「agree(同意)ですね」と同調。「別に格上とやるというふうには思っていない」と言い切った。右ふくらはぎ打撲の影響もあり合宿初日の練習には参加せず、室内でのリカバリーに専念したが、言葉は自信に満ちあふれていた。

 スパルタク・モスクワ戦では1得点1アシストを記録。前半15分にムサのゴールを演出すると、後半7分にはスルーパスに抜け出して移籍後初となる右足弾を決めた。9月16日のアラニア・ウラジカフカス戦以来3試合ぶりとなる今季5得点目はチームにとってのリーグ通算1000得点目。11年1月13日のアジア杯シリア戦で、日本代表国際Aマッチ通算1000ゴールを決めている“持ってる男”が、ロシアの地にも名を刻んだ。

 「(フランス、ブラジルに)どういうふうに挑むかはある程度、整理されている。シンプルに。今までやってきた代表のサッカーを貫くことが大前提」。14年W杯ブラジル大会の優勝を本気で狙っているだけに、世界の強豪相手にも一歩も引くつもりはない。

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2012年10月9日のニュース