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選手を殴ったフィオ前監督 謝罪会見も…口論の内容は語らず

[ 2012年5月5日 11:48 ]

謝罪会見を行ったフィオレンティーナ・ロッシ前監督

 イタリア・セリエAで、MFアデム・リャイッチ選手を殴打して解任されたフィオレンティーナのデリオ・ロッシ前監督(51)に対して、リーグは3カ月の資格停止処分を発表した。

 ロッシ前監督は2日に行われたノバーラ戦で、前半途中に精彩を欠いていたリャイッチ選手に交代を命じる。リャイッチ選手が、不満からベンチに下がる際にロッシ前監督に向けて拍手。両者は口論となると、リャイッチ選手が親指を立てて皮肉たっぷりの態度を見せたことで、ロッシ前監督がスタッフの制止を振り切って殴りかかった。

 ロッシ前監督は4日に謝罪会見を開き、「私の行為はひどかった。謝罪したい」と述べたが、リャイッチ選手との口論の内容に関しては語らなかった。

 フィオレンティーナは試合後、ロッシ氏を解任。後任にはチームマネジャーを務めていたビンチェンツォ・グエリーニ氏(58)が就任した。

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