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香川止まらん2戦連発!最近4試合で4点目

[ 2012年2月12日 06:00 ]

レーバークーゼン戦の前半終了間際に先制ゴールを決めて喜ぶドルトムントの香川真司(中央)

ブンデスリーガ第21節 ドルトムント1―0レバークーゼン

(2月11日)
 ドルトムントの日本代表MF香川真司(22)は11日、ホーム・レバークーゼン戦にトップ下で先発。0―0の前半45分に今季7点目を決めて1―0の勝利の立役者となった。ドイツ杯準々決勝に続く公式戦2試合連発で、最近の公式戦で4戦4発と絶好調。ザックジャパンの10番が勢いに乗ってきた。

 もう誰もこの勢いを止めることはできない。0―0の前半45分。MF香川は味方のスルーパスに合わせて中盤から加速。左足のワンタッチで相手DFをかわすと、そのままトップスピードでペナルティーエリア内に進入。鋭い切り返しで相手DFのマークを外し、体勢を崩しながら左足でシュートを放つと、ボールは相手GKの右足に当たって左隅に決まった。

 今季リーグ7点目で、7日のドイツ杯準々決勝、4部キール戦に続く公式戦2戦連発。キール戦後に「今はチームとしてかみ合っている。それを継続してやれるかが勝負だと思う」と話していたが、強豪レバークーゼンを相手に、その言葉を証明してみせた。

 12年に入って好調をキープしている。冬の中断期間を経て再開された1月22日のハンブルガーSV戦では先制点をアシストするなど5―1の勝利を呼び込んだ。幸先の良いスタートを切ると、続く28日のホッフェンハイム戦でも2得点1アシストの大活躍。2月3日のニュルンベルク戦もフル出場し2―0の勝利に貢献。いずれの試合でも地元紙からベストイレブンに選出されていた。この日の得点で5試合連続で得点に絡んだ。

 活躍に応じて周囲も騒がしくなってきた。地元メディアは、今季で3年契約の2年目が終了する香川が、今夏の移籍市場の目玉となると予想している。既にマンチェスターU、ACミランなどが獲得に動いていると報じられている。ゴールを重ねるごとに、ザックジャパンで背番号10を背負う男への注目度が、さらに大きくなることは間違いない。

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