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兄はJリーガー 聖光学院エース「ベガルタに近い」仙台大進学

[ 2012年2月12日 08:00 ]

仙台大に合格しガッツポーズする聖光学院のFW新井怜治

 昨年の全国高校サッカー選手権福島県予選で4強入りした聖光学院のエースFW新井伶治(3年)が、仙台大でサッカーを続けることが決まった。仙台大は東北地区でトップの実力を誇り、J1仙台と練習試合を行う機会も多く、J選手を身近に感じることができる環境が魅力だ。

 新井はU―16福島県選抜の主将として千葉国体少年男子で5位入賞に貢献した実績を持つだけに、関東大学リーグの強豪校からの誘いもあった。だが昨夏、仙台関係者から練習会に誘われて参加した縁もあり「少しでもベガルタに近いところで」と仙台大を選択した。

 兄・涼平(21)はJ2北九州に所属しており、新井の目標ももちろんJリーガーになること。中学時代はJ1大宮のジュニアユースで活躍したが、あえて親元を離れ、福島で心身ともに鍛えてきた。今後は宮城での生活となるが「必ずJリーガーになります!」と杜の都からの躍進を誓った。

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2012年2月12日のニュース