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聖和の斉藤主将 震災乗り越え全国舞台に「悔いはない」 

[ 2012年1月2日 17:55 ]

全国高校サッカー選手権第3日 聖和学園1―2近大付

(1月2日 NACK5)
 近大付に敗れた聖和学園(宮城)のDF斉藤主将は「やりたいサッカーをやり通した。悔いはない」とすっきりした表情だった。DFラインからでも巧みな足技で相手をかわすドリブル主体のサッカーで押し込んだが、ゴール前での精度を欠いた。

 東日本大震災を乗り越え、初出場に導いた加見監督は「震災もそうだが、人生はいろいろなことがある。下を向かずに前に進みたい」と話した。

 近大付は1回戦の盛岡商(岩手)に続き、震災で被災した県の代表を連破。山田監督は「(東北勢とは)非常にやりづらい。最後まで諦めない姿勢を感じた」と相手をたたえた。

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2012年1月2日のニュース