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残り3秒で失点!首位マンC 新年初戦飾れず

[ 2012年1月2日 10:46 ]

<サンダーランド1-0マンチェスターC>試合終了直前に決勝弾を決めたFWチ・ドンウォン(左)

 イングランド・プレミアリーグ第19節の2試合が1日に行われ、首位マンチェスター・シティーはアウェーでサンダーランドと対戦し、試合終了直前の失点で0-1と敗れた。

 マンチェスターCのマンチーニ監督は過密日程を考慮し、主力のMFシルバとFWアグエロをベンチスタートで試合に挑む。序盤から圧倒的に試合を支配しながら、サンダーランドのコンパクトな守備にゴールを割ることができない。FWジェコのシュートがクロスバーを叩くなど、決定機を数度むかえるがスコアレスのまま前半を終了。

 マンチーニ監督は後半開始からアグエロ、同11分にはシルバを投入し得点を奪いにいく。さらに攻撃力が特徴の右SBリチャーズを送りこむと、一方的に攻め込む。同44分には、シルバのシュートをGKが弾いたところにリチャーズが頭で合わせるが、クロスバーに当たりゴールとならない。

 すると後半ロスタイム、サンダーランドがカウンターから、途中出場のFWチ・ドンウォンがFWセセニョンとのワンツーで抜けると、GKハートをかわし無人のゴールに決勝弾を決めた。ゴールネットを揺らしたのが後半47分57秒で、ロスタイム3分間が終了するわずか3秒前だった。

 サンダーランドは守備での集中力が切れず、韓国代表FWチ・ドンウォンが土壇場で期待にこたえた。采配が的中したサンダーランドのオニール監督は「素晴らしいパフォーマンス」とチームを称賛した。

 マンチェスターCは前日に敗れた2位マンチェスターUに対して、勝ち点差を広げることができなかった。次節は3日にホームでリバプールと対戦する。

 もう1試合はエバートンが終盤の得点で、ウェストブロミッチを1-0で下した。

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2012年1月2日のニュース