G大阪監督候補にマンシーニ氏、オスカー氏が浮上

[ 2011年12月17日 06:00 ]

 G大阪の監督人事が16日、白紙に戻った。来季の次期監督として基本合意に達していた呂比須ワグナー氏(42)は、指導経験の乏しさから日本サッカー協会の技術委員会による審議で就任が了承されず。急きょヘッドコーチとして同氏を招へいすることに方針転換した中で、後任監督の有力候補として、かつて京都で指揮を執ったオスカー・ベルナルディ氏(57)や現クルゼイロ監督のヴァグネル・マンシーニ氏(45)が浮上した。

 G大阪の監督人事が急転した。次期指揮官として招へいすることで基本合意に達していた呂比須氏だが、問題視されていた指導経験の乏しさを理由に、前夜に日本サッカー協会から就任を認めないことがクラブ側に正式に伝えられた。これを聞いたG大阪・金森社長は16日、協会の決定に異論は唱えないとした上で、同氏をヘッドコーチに据え新たな監督の人選に出ることを明かした。

 「きのうの夜に“残念ながら承認は出せない”という連絡を受けた。呂比須氏にはヘッドコーチとして来てもらって、現在はブラジルに行っている山本(強化本部長)とともに監督の人選に当たってもらっている」

 これまでは呂比須氏を総監督や全権を委任するヘッドコーチなどに据え、S級ライセンスを有する人材を監督に置くプランも検討してきた。ただ、金森社長は「二頭体制のようなことは絶対にしない。それは得策じゃない」とキッパリ。あくまで呂比須氏をヘッドコーチとして、その上に指示を一任する監督を置くことを明言した。

 いったんは白紙に戻った監督人事。同社長は新たな指揮官について「第1候補の人は、呂比須さんの師匠のような方。彼にコーチ業というものを教えた人」と口にした。その状況下で浮上したのが、かつて京都などで監督をつとめ、呂比須氏が来日するキッカケを作ったオスカー氏。現役時代にブラジルから2人そろって日産(現横浜M)へと移籍した。ほかにパウリスタを率いていた05年、指導者経験のなかった呂比須氏をヘッドコーチとして抜てきし、その年にコパ・ド・ブラジルを制したマンシーニ氏(現クルゼイロ監督)らも候補に挙がっている。

 すでにブラジル人3人に絞られており、17日までには現地で山本強化本部長が全員と面談を行う予定。年内には発表する見込みだが、再び暗礁に乗り上げれば、候補に日本人も含めて新監督探しを行っていく。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2011年12月17日のニュース