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鮫島らがサッカー教室…警戒区域の少年らを激励

[ 2011年12月17日 17:39 ]

避難生活を続ける子どもたちと交流する鮫島(左)=17日午前、福島県いわき市

 福島第1原発事故後に休部となった女子サッカーの「東京電力マリーゼ」に所属していた鮫島彩ら8人が17日、福島県いわき市でサッカー教室を開き、警戒区域の楢葉町から避難している小中学生ら約40人を激励した。

 マリーゼの本拠地だった同町が主催。なでしこジャパンでも活躍した鮫島は「久しぶりに福島でサッカーができて、みんなにパワーをもらった」とあいさつ。児童らはお礼に「東北が元気になれるプレーをしてください」などと書いたメッセージカードを贈った。

 楢葉町から千葉県松戸市に避難している小学2年の木野田潤君(8)は約9カ月ぶりのサッカーに大喜び。父親の会社員広久さん(51)は「千葉では家の中でゲームばかり。外で元気よく遊ぶ姿を見られて良かった」と話した。

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2011年12月17日のニュース