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東電マリーゼ移管先に仙台 雇用確保を約束

[ 2011年10月14日 06:00 ]

 日本女子サッカーリーグは13日、都内で理事会を開き、福島第1原発事故の影響で休部している東京電力マリーゼの移管先としてJ1仙台を承認した。川崎Fを筆頭に複数のクラブ、企業が候補に挙がったが、田口専務理事は「東電から仙台に絞ったと連絡があった。今後、大きなトラブルがなければ、仙台に移管される」と話した。

 現段階ではチーム名、練習場などは未定。細かな条件は今後、調整されるが、理事会では来季からなでしこリーグ2部相当のチャレンジリーグに加盟することが承認された。休部後、一部選手は他クラブに移籍、中にはフットサルなどに参加して体を動かしていた選手もいたが「(仙台は)全選手の雇用を確保するという非常にいい条件と聞いている」と同専務理事。来年早々にも仙台で始動する予定だ。

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2011年10月14日のニュース