原口　勤続６１日確実でも元気！浦和の降格阻止へ

＜Ｕ―２２日本代表移動＞浦和の同僚・山田直（左）らとともに福岡空港から移動する原口

　Ｊ２降格は俺が阻止する！２１日のマレーシア戦で先発し、ポジションを変えながらのフル出場で存在感を示したＵ―２２日本代表ＦＷ原口元気（２０）が次なるターゲットに１５位と低迷する浦和の“逆襲”を掲げた。

　チームに戻り、浜田、山田直とともに約３０分のウオーキングで調整。その後、自身が代表で離れていた１７日の清水戦にも敗れて降格圏に勝ち点４差となったチームに触れ「大丈夫」と一言。「流れ、変えますよ。俺と（山田）直輝で流れを変えます。勢いのある若い選手が流れを変えないといけない」と力強く言い切った。

　Ａ代表、Ｕ―２２日本代表そして浦和。“三足のわらじ”を履く原口は８月１６日のオフを最後に現在３７日連続出勤中で、過密日程のため１０月１６日までの“６１連投”は確実となっている。いくら若いとはいえ疲労は蓄積。ツルツルだった自慢の美肌には大量の吹き出物も出始めている。それでも「キヨ君（清武）はもっとキツいからね。いっぱい試合できるから楽しんで、勝ってもっと楽しくしたい」。２４日は６戦連続勝ちなしの鹿島が相手だが「何としてもここで勝ちたい」。頼れるエースが浦和に元気を取り戻す。