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帰ってきたハーグリーブス、先制弾で復活アピール!

[ 2011年9月23日 06:00 ]

<イングランドリーグ杯3回戦>バーミンガム戦の前半17分に先制点を決め、喜ぶマンチャスター・シティーのMFハーグリーブス(中央)

イングランドリーグ杯3回戦 マンチェスターC2-0バーミンガム

(9月21日)
 マンチェスター・シティーの元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス(30)が21日、バーミンガムとのイングランドリーグ杯3回戦で復活した。故障が続いて昨季限りでマンチェスター・ユナイテッドを退団し、新天地のデビュー戦で前半17分に先制点。2―0の勝利に貢献した。

 「戻って来られてうれしい。自分は中盤の選手だから多く得点しないけど、決める時は距離があって素晴らしいものが多いんだ」。ペナルティーエリア右前でクリアボールを拾い、右足で素早くゴール左を打ち抜いた22メートルのミドル弾に声を弾ませた。

 バイエルンMからマンUに移籍した07~08年シーズンは公式戦34試合に出場も、その後は両膝など故障の連続。過去3季は公式戦出場5試合にとどまった。契約切れで退団を強いられた今夏は動画投稿サイト「ユーチューブ」で復活をアピールし、契約にこぎ着けた。

 08年4月以来の復活弾で場内を沸かせたベテランは「不満もあったが、素晴らしい人たちにも会えた。悪いことばかりでもなかった」。大型補強で注目された金満クラブも、この日は移籍金なしの苦労人が主役だった。

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2011年9月23日のニュース