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ブラジル お得意さま相手に大苦戦 身ぶりで互いを責め合うシーンも

[ 2011年7月4日 10:32 ]

ベネズエラ戦でボールをコントロールするブラジルのパト

南米選手権第3日 ブラジル0―0ベネズエラ

(7月3日)
 ゴールを割れないまま、後半も残り20分余り。ガンソが狙い澄ました縦パスを出したが、走り込んだパトとタイミングが合わない。ともに顔をしかめ、身ぶりでお互いを責めた。格下に抑えられたブラジルのもどかしさを象徴する場面だった。

 メネゼス監督が「攻撃パターンを読まれた」と嘆いたように、次第に手詰まりに。相手が8人でペナルティーエリアを固めたにもかかわらず、中央突破を仕掛けて阻まれた。南米選手権では過去に5戦5勝だったお得意さまに、初めて引き分けに持ち込まれた。

 昨年のワールドカップ代表(W杯)から世代交代の過渡期で、まだ連係に難がある。期待の新鋭、ネイマールは「チームを完成させるのに、もう少し時間がほしい」とさばさばした口調だった。(共同)

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2011年7月4日のニュース