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なでしこ 主力温存もイングランド撃破へ自信

[ 2011年7月4日 06:00 ]

調整する宮間(左から2人目)ら日本イレブン

 5日(日本時間6日)に行われる女子W杯1次リーグ最終戦イングランド戦に備え、なでしこジャパンは3日、アウクスブルク市内で、紅白戦を行うなど約1時間半調整。守備陣の主力で編成したチームをイングランドと同じフォーメーションのチームが攻める本番を想定した練習もこなした。佐々木則夫監督(53)は「前線の選手はミスを怖がらずに仕掛けていたし、前線からのプレスやサイドでの守備もできている」と選手の動きに満足そうだった。

 イングランドについて、MF宮間は「テクニカルで戦術も浸透していて、ブレのないチーム」と評しつつ「自分たちのサッカーができれば、主導権を握れなくても勝てる」と自信を示した。

 既に8強進出を決めているため、佐々木監督は主力数人を温存する方針だが「何人かの選手を欠いても、そん色ないような状況にある」とも話す。メキシコに4―0と快勝した勢いでサッカーの母国撃破をもくろむ。(アウクスブルク・三村祐輔通信員)

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2011年7月4日のニュース