×

バルサ3季連続21度目V!メッシ「1年通じ高いレベル」

[ 2011年5月13日 06:00 ]

<レバンテ・バルセロナ>3連覇を達成し、ホッとした表情を見せるメッシ(中央)

 リーガ・エスパニョーラ第36節の6試合が11日に行われ、バルセロナがレバンテと1―1で引き分け、3季連続21度目の優勝を達成した。残り2戦で2位Rマドリードと勝ち点で並ばれる可能性はあるが、直接対決の結果で1勝1分けと上回った。エルクレスは2部降格が決まった。

【日程&結果 順位表】

 会場は満員でも観衆2万473人にとどまった敵地。スコアも1部残留を争う格下に1―1に終わった。それでも優勝の喜びは格別だ。就任から3季連続でバルセロナを頂点に導いたグアルディオラ監督は「優勝は難しいけど、今季は特に厳しかった」と息をついた。

 スペイン代表のW杯優勝メンバー8人を抱え、開幕前の調整は難航。2戦目で昇格組エルクレスに敗れ「まだ競い合う意欲があるか分からなかった」と不安も感じた。しかし、W杯優勝チームにメッシを加えたイレブンはコンディションさえ整えば無敵。昨年11月29日に宿敵Rマドリードを5―0で破って首位になると、そのまま加速した。

 司令塔シャビは6度目のリーグ優勝。グアルディオラ監督らのクラブ最多記録に並ぶ3人目の快挙となった。優勝から2年遠ざかった08年オフには退団さえ覚悟したが、直後に就任した指揮官の下でチーム改革の柱となり、この日は先制アシストで貢献。「ファンと喜びを分かち合いたい」と笑った。3連覇は90~91年から4連覇の“ドリームチーム”以来。エースのメッシも「一年を通じて高いレベルを維持できた」と訴えた。残るはマンチェスターUと戦う28日の欧州CL決勝。新たな黄金期を迎えたバルサが欧州王座奪還に挑む。

続きを表示

2011年5月13日のニュース