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マンU主力温存で王手!さあバルサにリベンジ!

[ 2011年5月6日 06:00 ]

欧州CL準決勝第2戦 マンチェスターU4―1シャルケ

(5月4日 マンチェスター)
 マンチェスターUが力の差を見せつけた。国内リーグで敗れれば首位陥落というチェルシー戦を8日に控え、第1戦から先発9人を入れ替える大胆采配。百戦錬磨のファーガソン監督が「“これでいいのか”という疑念はあった。昨晩は4度も目を覚ましたよ」と悩み抜いた布陣だったが、控え選手が結果で応えた。

 ベルバトフ1人を前線に残す堅実な戦いで、ボールを奪うと両ウイングのスピードを生かして速攻。前半26分に相手ミスから素早く右サイドに展開してバレンシアが先制点を挙げ、その後も着実に加点した。ボール支配率46―54%、シュート数も10―14本と相手を下回ったが、効率の良さで結果は4―1と圧倒した。

 今季国内リーグで合わせて1得点の3人がCL準決勝でなんと4得点。先発メンバーの大半は決勝で控えとなる見通しだが、バレンシアは「9人を入れ替えても強いことを証明した」と笑った。

 決勝は2年前に連覇を阻まれたバルセロナと対戦。メッシを軸に攻撃サッカーを展開する大本命に対しても、指揮官は「怖がる必要は全くない」と訴えた。国内リーグ得点王のベルバトフが控え組に回るほど充実した選手層。リベンジの準備は整っている。

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2011年5月6日のニュース