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憲剛、1得点1アシスト!快勝に“気持ちいい”

[ 2010年10月17日 06:00 ]

<川崎F・山形>後半2分、中村憲はゴールを決めサポーターに向かってジャンプ

 【川崎F2-0山形】川崎Fの日本代表MF中村憲剛(29)が1得点1アシストとチームの全得点に絡み、2―0の勝利に貢献した。

 前半38分、中盤での早いリスタートからFWジュニーニョの先制弾を演出すると、後半2分には左足でゴール。一目散にサポーター席に走って喜びを分かち合った主将は「気持ちいいシュートだったので、あっちに行くともっと気持ちよくなると思って、つい…」と笑った。
 もやもやしていた思いのすべてを山形戦にぶつけた。日本代表では8日のアルゼンチン戦、12日の韓国戦ともに途中出場。2戦合わせて17分間しかプレーできなかった。その間、自らが不在のチームはナビスコ杯の準決勝で敗退。「もう終わったこと」と気持ちの切り替えは済んでいたとはいえ、自分が「何もできなかった」悔しさは残っていた。チームは7日間で3試合目、うち1試合が120分という過密日程。「元気な自分が頑張らなきゃ」と体を張った結果の1得点1アシストだった。
 「憲剛の存在は大きい」と半年ぶりのフル出場を果たしたMF稲本が言えば、高畠監督も「彼がいて他の選手も心強かったのでは」。大黒柱が戻り、川崎Fはここから加速する。

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2010年10月17日のニュース