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開幕前は悩んだセスク「ここではいつも最高の気分でいられる」

[ 2010年9月16日 15:29 ]

<アーセナル・ブラガ>後半、ヘッドでゴールを決めるMFセスク

 【欧州CL1次リーグH組 アーセナル6―0ブラガ】アーセナルが初出場のブラガに6―0で大勝した。このオフにバルセロナ移籍が取りざたされたMFセスクが2得点するなど大活躍し、大量点で初戦を飾った。

 若き主将が6万人近い地元ファンを酔わせた。23歳のセスクは相手守備を簡単に切り崩した。前半9分、自らのPKで先制。同30分にはドリブルで切り込んでパスを出し、アルシャビンがゴール。後半8分にはヘディングで自身2点目を挙げ、4―0とした。

 ハットトリックは逃し、試合後は「プロとして成し遂げていないことをしたかった。がっかりした」と悔しがった。それでも、今季は開幕早々負傷者が続出し、FWファンペルシーやウォルコットらが欠場する中、存在感はひときわ光る。バルセロナの下部組織出身で、古巣への移籍問題では悩んだが、この日は「ここではいつも最高の気分でいられる」と話した。

 プレミアリーグでも、チームは現在2位と好調だ。ベンゲル監督は「若手が成長し続けている」と手応えを語り、今季のタイトル獲得については「自信はある」と言い切った。(共同)

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2010年9月16日のニュース