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本田は不完全燃焼…原代行監督の握手に応じず

[ 2010年9月5日 06:00 ]

<日本・パラグアイ>前半、FKを蹴る本田

 【日本1―0パラグアイ】本職のトップ下で先発した日本代表MF本田だが、W杯南アフリカ大会後の初戦は不完全燃焼に終わった。前半10分のブレ球FKや前半16分の左クロスなど好機を演出したが、得点に絡むことはできず、後半33分に途中交代。ピッチを後にする際には原代行監督の握手にも応じなかった。

 所属するCSKAモスクワの試合も含めて6月24日のW杯1次リーグ・デンマーク戦以降公式戦8試合連続無得点となり「きょうは話せません。すみません」と言葉少なに会場を後にした。
 試合時の気温は29度。CSKAモスクワの本拠地モスクワとの気温差は20度近くあり、後半はガス欠気味。チーム最多3本のシュートを放つなどゴールへの積極性は見せたが、結果には結びつかなかった。
 「サッカーはシンプルで得点を取ったヤツが一番偉いと思っている」が持論。常に「点を取り続けることで存在価値を示したい」と話しているだけに、無得点に終わったことが納得できなかった。次戦は7日にグアテマラ戦を控えており、新生日本の司令塔として次こそゴールを決める。

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2010年9月5日のニュース