ビッグクラブ以外はＮＯ！本田移籍１月に先送り

　ＣＳＫＡモスクワの日本代表ＭＦ本田圭佑（２４）が今夏、チームに残留する可能性が高くなった。代理人を務めるケース・プルーフス氏が１８日、英ラジオ局「トークスポート」に「本田は少なくとも（来年）１月までロシアに残る。移籍するチャンスはあったが、彼が望むトップクラブからのオファーは届いていない」と明言した。

　本田はＷ杯南アフリカ大会で２得点を挙げて日本代表を１６強入りに導き、ＡＣミラン、アーセナル、マルセイユなど多くのクラブが興味を示していたが、高額な移籍金もあり正式オファーには発展していない。「トークスポート」の電子版によると、ガラタサライ（トルコ）からはオファーを受けたが、本田側が断ったという。
　プルーフス氏は「Ｗ杯の活躍で、多くの監督が彼に注目している。ＣＳＫＡでの活躍を見て、１月に（獲得を）決断してほしい。ビッグクラブが獲得に動けば、本田は移籍したいと考えている」と説明。ＣＳＫＡモスクワで活躍してさらに評価を上げて、次の移籍期間となる来年１月にステップアップを目指す。