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ナシオナル3得点逆転!4年ぶり2度目の南米制覇 

[ 2010年8月20日 06:00 ]

<インテルナシオナル・グアダラハラ>4年ぶり2度目の南米制覇に歓喜のインテルナシオナルのイレブン

 リベルタドーレス杯の決勝第2戦が18日に行われ、インテルナシオナル(ブラジル)がグアダラハラ(メキシコ)を3―2で破り、2戦合計5―3で4年ぶり2度目の優勝を果たした。前半42分に先制点を許したものの、後半の3得点で逆転勝ち。12月にUAEで行われるトヨタ・クラブW杯では06年以来のクラブ世界一を狙う。

 ここ一番での勝負強さを発揮した。0―1の後半16分、大黒柱のFWアレクサンドロの負傷欠場により先発したFWソービスが、ワンバウンドの左クロスを右足のつま先で押し込んだ。この時点で2戦合計3―2。苦境をはねのける一撃でチームに勢いをつけ、その後のゴールラッシュにつなげた。
 06年のサンパウロとの決勝では、第1戦に2ゴールを決めて初優勝に貢献。「心のよりどころとしているチームで2度も優勝できて、胸がいっぱいだ。このゴールはアレクサンドロのためでもある」と感慨に浸った。トヨタ・クラブW杯は06年のインテルナシオナルを最後に南米勢の優勝はないだけに、威信をかけて王座奪取を目指す。
 メキシコ勢では01年のクルスアスル以来の決勝進出だったグアダラハラだが、南米勢以外の初優勝を逃した。試合後はピッチに乱入したインテルナシオナルのファンらともみ合いになるなど、後味の悪い敗戦となった。

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2010年8月20日のニュース