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鹿島 完敗首位陥落…マルキ肉離れで今後に不安

[ 2010年8月7日 22:12 ]

 【鹿島1-2清水】清水の勢いにのみ込まれた。ベンチ入り停止処分のオリベイラ監督に代わって指揮を執った鹿島の奥野コーチは「相手の執念を見せられた。前を向いて自由にボールを持てる時間が少なかった」と完敗を認めた。

 前半に失った1点を一度は取り返した。後半13分、新井場のクロスに興梠が絶妙のタイミングで飛び出し、頭で同点ゴールを奪った。

 いつもなら、ここから鹿島ペースに持ち込めるはず。だが、この日はもくろみ通りにはいかなかった。相手の出足に押され、決定機も相手の体を張った守備に阻まれた。後半29分、クリアボールを清水の枝村に当て、決勝点を与えてしまった伊野波は「自分たちの流れになかなかできなかった」と悔しさをにじませた。

 エースFWのマルキーニョスが右太もも肉離れで前半途中に交代。チームドクターによると、全治2~3週間だという。首位陥落とともに、鹿島は今後に不安が残る敗戦となった。

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2010年8月7日のニュース