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岩政、得意の頭で先制点!夢のW杯へ猛アピール

[ 2010年5月1日 18:54 ]

鹿島―G大阪 前半終了間際、先制点を決めた鹿島・岩政(左から2人目)は野沢(左端)、小笠原(右端)らと喜ぶ

 【鹿島2―1G大阪】簡単なシュートではなかった。野沢の右からのCK。ゴールから離れていくボールを相手DFと競り合いながら体を強くひねり、頭で合わせた。前半ロスタイム、鹿島に貴重な先制点をもたらした岩政は、派手なガッツポーズで喜びを爆発させた。

 身長187センチの恵まれた体。本職の守備ではもちろん、セットプレーでもそのヘディングは貴重な得点源になる。今季は初ゴールだが、毎年コンスタントに得点を積み重ね、これで通算24点目。「たまには点を決めた方がいいかな」と笑った。
 10日にワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表発表を控えている。W杯への強い思いは隠さないが、代表入りが確約されていないことは認識している。「ここ3、4年の自分の取り組み方には誇りを持っている。それを無駄にしないためにも、残り少ない時間をしっかりやりたい」と言葉に力を込めた。
 メンバー発表まで鹿島の残り試合はあと1。チームのため、そして自らの夢のため、背番号3はピッチ上で全力を尽くす。

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2010年5月1日のニュース