×

本田決勝FK弾!日本人初のCL8強!アシストも決めた

[ 2010年3月17日 06:45 ]

<セビリア・CSKAモスクワ>後半10分、決勝FKを決めて、チームメートに祝福される本田圭佑(右)

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦が16日に行われ、CSKAモスクワ(ロシア)は日本代表MF本田圭佑(23)の1ゴール1アシストの活躍で、アウェーでセビリア(スペイン)に2―1で勝利。2戦合計3―2で準々決勝に駒を進めた。欧州CL8強進出、決勝トーナメントでの得点はともに日本人初の快挙となった。

 トップ下で先発した本田は前半39分、左サイドからの絶妙なパスでFWネツィドの先制ゴールをアシスト。2分後に同点に追いつかれて試合は振り出しに戻ったが、後半に最大の見せ場が待っていた。後半10分、右サイドでFKを獲得すると、本田が左足で直接ゴールを狙う。セビリアの壁を越えたボールは元スペイン代表GKパロップの手を弾いてゴールネットを揺らした。これで2戦合計3―2と勝ち越し。本田は後半37分にベンチに退いたが、チームはリードを守り切って2度目の8強進出を果たした。

 欧州CLでは、セルティックに所属していたMF中村俊輔(31)が06年のマンチェスターU戦で、ガラタサライ時代のMF稲本潤一(30)が同年のボルドー戦でゴールを決めているが、ともに1次リーグでの得点。本田のゴールは日本代表の先輩2人を超える歴史的な快挙となった。

続きを表示

2010年3月17日のニュース