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ロスタイム痛恨失点…広島ACL2連敗

[ 2010年3月10日 19:04 ]

<広島・浦項>後半、競り合いながら攻め込む広島・李忠成(9)

広島、連敗で1次リーグ突破は厳しく…

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は10日、1次リーグ第2戦を行い、H組の広島は敵地で前回王者の浦項(韓国)と対戦。後半ロスタイムに勝ち越しゴールを奪われて1―2で敗れた。広島は1次リーグ2連敗で勝ち点は0のまま。24日の第3戦では前々回準優勝のアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)と敵地で対戦する。

 広島は前半、浦項にボールを支配され、アジア王者の攻撃をしのぐ展開。早い段階で攻撃の芽を摘まれ、少ないセットプレーのチャンスも生かせず、前半は0―0で終了した。
 後半も浦項の猛攻に耐えた広島だったが、同10分にセットプレーから失点。MFキム・ジェソンの左FKをDFファン・ジェウォンに頭で決められ、1点のビハインドを背負った。その後はFW佐藤、MF李忠成が得点のチャンスを逃し続けたが、終了間際の後半43分、ついに追いついた。DF槙野が倒されて得たPKをDFストヤノフが右足で確実に決めて同点。しかし、ロスタイムにまさかの幕切れ。セットプレーのこぼれ球を相手FWアルミルに頭で押し込まれ、勝ち越しゴールを奪われた。

 ▼広島・ペトロビッチ監督 両チームにとって、いい試合だったと思う。2点目の失点はアンラッキーだった。今後はセットプレーから失点をしないようにしないといけない。

 ▼広島・佐藤の話 何かしら(勝ち点を)取って帰りたかった。悔しい。セットプレーを警戒している中でやられた。防げる範囲だった。

 ▼浦項・オリベイラ監督 最後まで選手がよくやった。守備が思うようにならず、難しい状況が続いたが、選手が力を出してくれたので満足している。

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2010年3月10日のニュース