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ホームでドロー…G大阪また今季初勝利お預け

[ 2010年3月10日 18:54 ]

<G大阪・河南>後半、ゴール前で相手GK(右下)と交錯するG大阪・ルーカス

ホームで痛恨の引き分け…G大阪、攻撃ちぐはぐ

岡田監督がG大阪戦を観戦「残念だったね」

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は10日、1次リーグ第2戦を行い、2大会ぶりの優勝を目指すG組のG大阪はホームの万博で中国スーパーリーグ3位の河南建業と1―1で引き分けた。第1戦に続くドローで通算勝ち点は2。23日の第3戦は敵地でアームド・フォース(シンガポール)と対戦する。

 G大阪は前半4分にいきなり失点。左サイドを崩され、FWアマドウのシュートはGK木村がセーブしたが、DFチャン・ルーにこぼれ球を決められて早々と1点にビハインドを背負った。追いつきたいG大阪だったが、人数をかけてゴール前を固める相手に苦戦。ようやく前半35分、FWルーカスが自ら得たPKをきっちり決めて、試合を振り出しに戻した。

 後半はチョ・ジェジン、MF橋本が惜しいシュートを連発するなど、圧倒的にG大阪が試合を支配。同24分から途中出場したMF安田理は左サイドからクロスを入れ続けたが、相手の固い守備に阻まれて最後まで追加点を奪えなかった。G大阪はゼロックス杯、ACL、J1リーグ戦と今季ここまで4試合を戦ったが、いまだに勝ち星なし。

 ▼G大阪・西野監督 試合開始直後の失点がなければ、もっと違う試合になっていた。相手ディフェンスの壁が高かった。いろいろなパターンで攻撃は仕掛けられたが、あれだけ守られるときつい。

 ▼G大阪・遠藤の話 ホームだったし、勝ち点3が欲しかった。特に後半に大きな好機があったので。最後のところで集中力が必要だが、下を向くことはない。これからもっとよくなると思う。

 ▼河南・唐尭東監督 結果には満足している。とても寒いコンディションだったが、気持ちは熱くなっている。特に守備は全力で頑張ってくれた。

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2010年3月10日のニュース