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FW赤崎擁す佐賀東高 唯一の高校勢が初戦突破

[ 2009年9月20日 17:14 ]

 【佐賀東高3―2A和歌山】今大会唯一の高校生チーム、佐賀東高が初戦を突破した。立役者はU―18(18歳以下)日本代表で高校サッカー界屈指のストライカーといわれる赤崎だ。背番号10を背負い、1得点、1アシストの活躍。「けがから復帰したばかりで運動量がなかったので、ゴール前で貢献しようと思っていた。大事なところで結果を出せた」と大喜びした。

 まずは1点を追う前半30分だった。左サイドをドリブルで駆け上がり、中央で待つ岡本にグラウンダーのクロスを送り、同点ゴールをおぜん立て。後半12分は右サイドでボールを受けると、フェイントで相手DFを鮮やかにかわし、左足でゴール左隅に突き刺した。
 終盤は30度近い暑さからチームの足が止まり、ピンチの連続となったが、逃げ切った。蒲原監督は「みんな最後まで粘り強くやってくれた。赤崎はけがで久しぶりの試合だったけど、よくやった」とエースをたたえた。
 2回戦ではJ2の鳥栖に挑む。赤崎は「みんなでサガンとやることを目標にやってきた。勝ちにいきたい」と意欲を燃やした。

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2009年9月20日のニュース