Ｆ・マリノス　３連覇に向け好発進

　スポニチ主催タカナシ乳業記念杯第１７回Ｆ・マリノスカップＵ―１２大会第１日は１４日、横浜・マリノスタウンでグランパスのほか、大会３連覇を狙う横浜Ｆ・マリノスも２連勝を飾った。１５日は予選リーグ残り８試合と上位トーナメント８試合が行われる。

　Ｆ・マリノスが３連覇に向け好発進した。初戦のリトルジャンボ戦を２―０で勝利すると、第２戦も元日本代表ＭＦの三浦泰年監督率いる東京第５ブロック相手に４―０で快勝した。直前の大会では調子を崩していただけに、西谷監督も「動きもシャープだし徐々に調子が上がってきた」と笑顔。「良いサッカーの内容で結果も出れば」と残り２日間に自信を深めていた。

　＜名古屋グランパス　疲れも見せずいきなり５発！＞静岡県を襲った１０日の地震により東名高速道路が通行止めとなった影響で、約８時間かけて前日の深夜に横浜入り。疲れが心配されたが、初戦の横須賀ＴＣ戦を５―０で圧勝すると、第２戦も注目のＦＷ杉森の２得点で難なくバディーＳＣを２―０で退けた。それだけに森川コーチも「ウチらしい判断の良いサッカーができた」と満足げだった。