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【俊輔に聞く】着けたことがない背番号「7」

[ 2009年7月13日 23:00 ]

「中村」の日本語文字が刻まれたユニホームも披露された

 あこがれのスペインリーグでプレーすることが決まった中村俊輔は喜びをかみしめながら、自らの今後を冷静に見詰めた。

 ――エスパニョールについて、どんな印象を受けているか。
 中村「いろんな人の熱意ある誘いがあってここに来たわけです。空港でもそうだったけれど、ここまで人(報道陣やサポーターら)がいるとは思っていなかったので、非常にびっくりしている。期待されることはいいことなんだけれど」
 ――背番号7について。
 「7とか14とかあったんだけれど、着けたことがない番号で新鮮な気持ちで、ということで」
 ――熱烈な歓迎はプレッシャーになるか。
 「ハードルが高くなっていて、プレッシャーの方が大きいけど、グラウンドに入ったらチームのためにベストを尽くせたらと思っている」
 ――スペインリーグを選んだ理由と印象は。
 「チーム関係者の誘いが心に響いた。スペインリーグは自分の中では一番いい中盤がいて、僕の理想とするサッカーをしていて、自分が小さいころから好きなリーグ。そこでプレーできるのは、とても光栄です」
 ――移籍について家族の反応は。
 「家族あってのことなので、いろいろと相談して、最後に“自分の夢だったら”ということだった。非常に感謝している。同時に、結果を出したい」
 ――目標は。
 「セルティックでは体をつくる時間がなかったので、それをしっかりすることと、エスパニョールが勝つための努力をすること。先のことは考えず、ここで成功することしか考えていない」(共同)

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2009年7月13日のニュース