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俊輔入団会見 4万人の前でリフティング

[ 2009年7月10日 06:00 ]

2月、日本代表千葉合宿でリフティングする中村俊

 中村の入団会見に4万人が集結する。エスパニョールは、13日の日本代表MF中村俊輔(31)の入団会見を新本拠地のこけら落としとして行うと9日、発表した。会見後にはサポーターにも入場を許可し、約4万人収容のスタジアムで中村がリフティングを披露する予定だ。会見には30局以上の日本やスペインのテレビ局から取材申請が届くなど「エスパニョール中村」誕生へ、地元も盛り上がりを見せている。

 中村がVIP待遇でエスパニョールでの第一歩を踏み出す。新スタジアム「コルネジャ・エルプラット」のこけら落としは、当初は8月2日のプレシーズンマッチ・リバプール戦となる予定だったが、その前に中村の入団会見が行われることが正式に決定した。そして、10日にスペインに向けて出発する中村に、サプライズが用意されることになった。

 入団会見は「エスパニョール中村」と新スタジアムのお披露目にふさわしい華やかなセレモニーとなりそうだ。クラブは当日、サポーターに観客席を開放する予定で満席となるのは確実。中村は約4万人のサポーターから熱い歓迎を受けることになるのだ。

 Rマドリードへの移籍会見で約9万人を集めたC・ロナウドや、約5万5000人が駆けつけたカカーには及ばないものの、バルセロナからACミラン入りしたMFロナウジーニョの約4万人に並ぶことになりそうだ。会見後には今季用の新ユニホームを着てピッチに立ってリフティングも披露する予定だ。

 また、クラブは、殺到することが予想される報道陣向けにも十分なスペースを用意する準備を進めている。会見を中継する日本やスペイン国内のテレビ局向けに30台のカメラスペースを設け、報道関係者用に100席以上の椅子を用意するなど、会見に向けて急ピッチで準備を進めている。

 スペインの地元紙は「日本のベッカムが、あす(10日)バルセロナに着く」と報道するなど、歓迎ムードは過熱する一方だ。

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2009年7月10日のニュース