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憲剛 攻撃的MFで固定で敵地連敗止める!

[ 2009年7月10日 06:00 ]

練習試合で精力的に動く中村憲剛

 3位の川崎Fは11日、アウェー・新潟戦に臨む。関塚隆監督(48)は9日、日本代表MF中村憲剛(28)の攻撃的MF固定を明言した。今季最長となる約1時間のミーティングの後に紅白戦を行い、中村を本来のボランチではなく右の攻撃的MFで起用。「1つ(前の)違ったポジションで化学反応が生まれる」とよりゴールに近い位置でプレーさせる考えだ。

 3月22日の千葉戦で中村は90分間マンマークにあって苦戦。その後、指揮官は「相手が(パスの)出どころ(の中村)を抑えてくるし、前で流動的に(マークを)かいくぐることをやらないと」とボランチと攻撃的MFで併用してきた。だが後半戦へ向けて「チームの機能性ありきで新しいフロンターレをつくりたい」と飛び出しやシュート力などの攻撃力を生かすため攻撃的MFに固定する。

 中村は「バイタルエリア(DFとMFの間のスペース)で前線の選手と絡みたい」とより得点を意識した。2位の新潟とは勝ち点31で並んでいるが、アウェーでは10連敗中。中村は「さすがに10連敗は異常。頑張ります」と連敗ストップを誓った。

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2009年7月10日のニュース