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G大阪逆転250勝!元山形組が恩返し

[ 2009年4月18日 06:00 ]

<G大阪・山形>後半33分、勝ち越しゴールを決めて喜ぶG大阪のFWレアンドロ

 J1第6節第1日の17日、G大阪が万博競技場で山形と対戦し、2―1で勝利した。前半ロスタイムに先制点を奪われながら、後半26分に日本代表MF遠藤保仁(29)が同点弾。同33分には、FWレアンドロ(24)が勝ち越し弾を決めた。リーグ戦4試合ぶりの白星が記念すべき通算250勝目となり、チームは暫定2位に浮上した。

【試合結果


 G大阪が底力を見せつけた。3試合連続で勝ち星がなく、J1初参戦の山形に0―1で折り返す苦しい展開だったが、後半の半ばからの遠藤とレアンドロのゴールで逆転勝ちした。

 後半26分、途中出場の佐々木とのワンツーで抜け出した遠藤が左足で同点ゴール。「シュートはイメージ通り。きょうはどうしても勝ちたかった」。7分後の33分には、橋本のクロスを相手DFがクリアし損なったこぼれ球をレアンドロが左足で豪快に蹴り込んで勝ち越し。ともに通算4得点で得点ランクのトップに並んだ。

 決勝弾のレアンドロは06年に、遠藤をアシストした佐々木は07年まで、いずれも当時J2だった山形でプレー。古巣への会心の恩返しに佐々木は「絶対に負けたくなかった。山形のサポーターやスタッフに自分の成長を見せることができた」と満足そうに話した。

 「まだ6節とはいえ、上と離れ過ぎてはいけない。落とせないゲームと位置付けていた。ひっくり返して勝てたことはプラスになる」と西野監督。チーム通算250勝目とともにアジア王者が息を吹き返した。

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2009年4月18日のニュース