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メッシ&アグエロ弾 アルゼンチン2位浮上

[ 2008年10月13日 06:00 ]

前半6分にヘディングで先制点を挙げ、喜ぶメッシ

 W杯南米予選第9節の3試合が11日に行われ、アルゼンチンが地元でウルグアイに2―1で競り勝った。前半にメッシとアグエロの両FWが得点。反撃を1点でしのいで6戦ぶりの勝利を挙げた。首位パラグアイは敵地でコロンビアを下して勝ち点を20に伸ばした。

【W杯南米予選


 役者がそろった。前半6分にヘディングで先制点を挙げると、7分後にアグエロがシュートの跳ね返りを落ち着いて決めた。北京五輪で金メダル獲得に貢献した若手コンビに加え、前節までの4戦連続引き分けで批判されていた司令塔リケルメも正確なクロスで先制アシスト。存在を示した。
 乱戦を制した。メッシが「相手は僕を蹴り倒そうとしているみたいだった」と漏らした通り、後半はラフプレー覚悟で止めにきたウルグアイ相手に苦戦。両チーム合計イエローカード10枚が飛び交った中、内容で押しながら追加点を奪えなかった。それでもリードを生かして6戦ぶりの勝ち点3。バシーレ監督は「ファウルを取ってもらえないと内容がいいサッカーをしても無駄になる」と不満げだったが、暫定2位に浮上した。強いアルゼンチンが戻ってきた。

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2008年10月13日のニュース