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国士舘大がJ2徳島破る/天皇杯3回戦

[ 2008年10月12日 16:47 ]

 サッカーの第88回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)第5日は12日、秋田市八橋陸上競技場などでJリーグ2部(J2)勢が登場して3回戦を行い、国士舘大(東京)が延長戦の末にJ2徳島を1―0で破り、4回戦に進んだ。J2勢では来季の1部(J1)昇格を決めている広島が順当に勝ち進んだが、湘南が松本山雅FC(長野)、熊本が栃木SC(栃木)にともにPK戦の末に屈した。Jリーグ準加盟のファジアーノ岡山(岡山)ニューウェーブ北九州(福岡)は敗れた。4回戦は11月2、3、5日に行われ、J1勢が登場する。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進むことになる浦和かG大阪の試合は16日に実施される。

 大学勢でただ1チーム勝ち残っている国士舘大が4回戦に進んだ。J2の徳島を破った立役者は2年生FWの松本だった。
 0―0の延長後半開始から出場での決勝ゴール。「狙うことだけ考えていた。みんなで取ったゴールです」とはにかんだ。「ゴールが見えたら打てよ」と送り出したという細田監督も「よく取ってくれた」と喜んだ。
 次はいよいよJ1の鹿島との対戦。細田監督は「自分たちの良さが出る戦いで敗れるなら本望」と話した。

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2008年10月12日のニュース