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ついに…福岡、リトバルスキー監督解任 後任決定

[ 2008年7月11日 12:01 ]

リトバルスキー監督

 Jリーグ2部(J2)の福岡は11日、福岡市内で記者会見し、成績不振を理由にピエール・リトバルスキー監督(48)を解任し、新監督に篠田善之コーチ(37)を昇格させると発表した。篠田新監督の契約は、来季終了までの約1年半。イアン・クルーク・ヘッドコーチとアンソニー・クレア・フィジカルコーチの解任も同時に発表された。

 リトバルスキー監督就任1年目の昨季、福岡は7位でJ1昇格を逃し、今季も15チーム中10位と低迷している。5月には成績不振で、同監督の去就問題が浮上。クラブは3試合の結果と内容で進退を判断するとし、全敗したが、続投を決めていた。
 都筑興社長は「現在の順位はアビスパの地位ではない。チームの一体感ができていなかった」と、解任の理由を説明。Jリーグで監督を務める条件となるS級ライセンスを取得したばかりの篠田新監督は、「突然でびっくりしているが、残りの試合を全力で戦っていく」と話した。

 ▼福岡・リトバルスキー前監督の話 今季の出だしが良くなかったことで、いい結果を残せなかった。ファン、サポーターの皆さんの期待に応えられず、申し訳ないと思っている。
 ▼福岡・篠田善之新監督の話 選手には自信を取り戻してほしい。細かい戦術を詰める時間はないが、攻撃的なサッカーをしたい。
 ▼福岡・田部和良ゼネラルマネジャーの話 残念ながら(前監督は)チームの一体感に欠ける部分を改善できなかった。選手個々のレベルは上がっている。

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2008年7月11日のニュース