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鹿島指揮官“厳しい闘いになる”

[ 2008年4月8日 18:31 ]

 サッカーのアジアクラブ王座を争うアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ第3戦は9日に各地で行われる。F組で2連勝の鹿島は地元で北京国安(中国)と、G組で1勝1分けのG大阪は敵地でメルボルン(オーストラリア)と対戦する。

 G大阪は8日、メルボルンの試合会場で公式練習に臨み、約1時間汗を流した。選手はピッチがやや滑りやすい印象を持った様子だった。西野監督は「チーム全体の調子は上がっている。あしたに期待している」と自信をうかがわせた。
 鹿島は同日、茨城県鹿嶋市内で調整。午前の練習は激しい風雨のため約1時間で終えたが、午後も体を動かした。公式会見でオリベイラ監督は「1次リーグ突破への大事な一戦。厳しい試合になる」と、鹿島と同じく2連勝中の強敵を警戒。日本代表FWの田代も「絶対に負けられない」と表情を引き締めた。

 ≪強敵だ…鹿島に漂う緊迫感≫鹿島の面々はF組最大の敵、北京国安との初顔合わせに緊迫感を漂わせた。DF岩政は元広島の長身FWチアゴとの対戦について「足元のプレーがうまいという印象」と話し、前線で起点になる相手に注意を払う構えだ。
 オリベイラ監督は大雨でも練習の予定を変えず、この一戦への強い思いをうかがわせた。左太腿痛で別メニュー調整を続けるMF小笠原についても「試合には出られる。必要なら90分間プレーさせる」と言い、主将の踏ん張りに期待した。

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2008年4月8日のニュース