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報道陣“監禁”3日連続非公開練習

[ 2008年2月3日 06:00 ]

 岡田監督が6日のタイ戦まで重い鉄のカーテンを引くことになった。3日から試合前日の5日まで、非公開で練習することを決断。練習場所は日によって異なるが、見学スペースがある3日の練習場では報道陣を体育館に“監禁”して情報漏れ防止に神経を注ぐ。

 この日の練習を終えた指揮官は「今度の試合はセットプレーが大きなポイント。ほかにもポイントとなる部分があるので、そこを重点的にやりたい」と説明。タイが1日の全北戦でセットプレーで得点したことも踏まえ、攻守にわたってセットプレーの確認をする必要性を口にした。

 チリ戦は2日前、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦は試合前日に非公開練習を行ったが、3日連続の非公開は異例。横浜監督時代にもチャンピオンシップなど、重要な試合の前に非公開練習を行った例はあるが、何日も続けて非公開にしたことはなかった。選手にも厳しくかん口令を敷くなど情報管理に敏感な指揮官。あとは集中した環境で岡田イズムを浸透させるだけだ。

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2008年2月3日のニュース