【福井競輪 G2共同通信社杯】大輪咲かせた44歳! “浪速の仕事人”南修二 ビッグレース初制覇

[ 2025年9月15日 19:44 ]

共同通信社杯を制し、笑顔で胴上げされる南修二(上)=撮影・椎名 航
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 福井競輪のG2「第41回共同通信社杯競輪」は15日に決勝戦が行われ、南修二(44=大阪)が逃げた寺崎浩平の3番手から抜け出して優勝。G2以上のビッグレース初Vを飾り、賞金3090万円(副賞含む)を獲得した。2着は寺崎、3着は三谷将太で近畿が上位を独占。なお、古性優作は押し上げで失格となった。なお4日間の総売り上げは79億3490万9300円。初日4Rの中止はあったが、売り上げ目標の75億円を上回った。

 デビュー22年にして浪速の仕事人が初のビッグレースを制した。レースは想定通り、近畿5車先頭の寺崎が先行態勢に。最終ホームから太田海也がダッシュ良く仕掛けてくる。寺崎マークの古性が何度もブロック。古性後位から南は直線勝負へ。近況の好調さそのままに、逃げる寺崎をとらえて先頭でゴールを駆け抜けた。

 「5車を生かして自分も援護できれば良かったですが、ほとんど任せる形になって。最後はとらえられる感じはありました」

 初優勝にも喜びを爆発させるわけではなく、いつものように淡々と話す。黙ってレースで勝負。コツコツと努力を重ねて44歳にして大輪の花を咲かせた。

 何人もがタイトルホルダーでスターぞろいの88期の中では決して目立つ存在ではなかった。

 「学校の時から弱かったので強い同期に学ばせてもらって今があります」

 ケガをして苦しい時はあったが、強い気持ちでヨコの強さに加えてタテ脚を強化。いつでもビッグレースが獲れるところまで実力をアップさせた。

 このVで賞金ランキングは7位に上昇し、初のグランプリ出場がグッと近づいた。「まだG1が2つ残っている。やることに変わりはないです。回りの進化が早いので、必至に追いかけている状態です。底上げが必要です」と、おごることなく強さを求めていく。

 近畿の主役を張る脇本雄太、古性を盛り立てる名バイプレーヤーとして、残りのG1での活躍、その先には初のグランプリ(12月30日、平塚)が待っている。

 ◇南 修二(みなみ・しゅうじ)1981年(昭56)9月7日生まれの44歳。大阪府吹田市出身。大阪産業大学付属高卒。88期。2003年7月プロデビュー。通算成績は1622戦329勝。通算取得賞金は6億5353万8385円。主な優勝はG2共同通信社杯(25年)。1メートル70、80キロ。血液型A。

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