【まるがめボート SG第70回メモリアル】準優から一夜 インを奪われた峰竜太の思いとは

[ 2024年9月2日 01:28 ]

最終日、ピットで弟子の定松勇樹(右)と話し込む峰竜太
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 まるがめSG「第70回ボートレースメモリアル」は9月1日、馬場貴也の優勝で幕を閉じた。最終日12R優勝戦は20億円を売り上げ、6日間合計でも目標を大幅に超える196億円。ただ、進入から最も盛り上がったのは8月31日に行われた5日目9R準優勝戦だろう。1号艇の峰竜太(39=佐賀)が、3号艇の森高一真にインコースを奪われた一戦だ。準優勝戦から一夜明けた1日、峰にレースを振り返ってもらった。

 【一問一答】

 ――インを奪われたのは油断?
 「森高さんは(まるがめが)地元だし、ずっと警戒はしていた。ただ、3号艇だから(森高が)3コースのスローを選ぶだろうという思い込みと、自分がターンマーク起こしにしたいという思いがあって、ヤバいと思ったときには間に合わなかった」

 ――1コーナーは2コースから捲りを狙った。
 「一番の反省は1コーナー。インを取られた悔しさと、自分のプライドもあって無理に捲りに行ってしまった。冷静に差しに行って、1着で帰ってこないといけない。僕の舟券を買ってくれた人には本当に申し訳ないことをしてしまった」

 ――レース後、森高とは話した?
 「話した。“峰だから行った。胸を借りるつもりで”と言われて、それはそれでうれしかった」

 ――最終日はどんなレースをする。
 「僕の舟券を買って外れてしまった人に(借りを)返すには、舟券で貢献するしかない。レースで結果を出して返します」

 その言葉通り、最終日7Rを5コースからの捲り差しで快勝。11R特別選抜戦も逃げ、連勝で締めた。悔しい敗戦から這い上がり、峰はまた一回り大きく、強くなる。

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