【富山競輪 G3瑞峰立山賞争奪戦】古性優作 オールスターに続き完勝 新山張って抜け出す横綱相撲

[ 2024年9月1日 18:06 ]

瑞峰立山賞争奪戦を制した古性優作は富山競輪のマスコット、ライちゃんと、はいポーズ
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 富山競輪の開設73周年記念G3「瑞峰立山賞争奪戦」決勝戦が行われ、石塚輪太郎の突っ張り先行に乗った古性優作(33=大阪)が捲って5月の函館以来今年4度目、通算12回目のG3制覇を飾った。2着は吉田拓矢、3着は菅田壱道だった。

 レースは古性がスタートで出て、石塚―古性―井上―香川が前受けに成功。単騎の吉田が5番手で後方に新山―菅田―守沢―内藤で周回を重ねていく。

 残り2周を前にじわっと上昇した新山が石塚を叩きにいくが、石塚は突っ張って出させない。外並走で様子をうかがっていた新山は最終Hで再度、踏み上げてバックで石塚に並びかける。さらに守沢も捲りに転じて前団に迫る。

 ここで古性は新山を張りながらタテに踏んで一気に抜け出す。新山とあおりを受けた守沢は勢いを失い、菅田が古性を追う。最後までしっかり伸びた古性が1着。ゴール前で菅田をかわした吉田が2着。

 古性は「(石塚)輪太郎が頑張ってくれた。前受けして突っ張るのは考えていた作戦通り」と振り返る。勝負どころのバックでは「輪太郎のカカリは良かったが、新山君も強くて。捲ってきた守沢さんの動きも見えていた。外に張りながら出て行けばスピードを殺せると思って。(オールスターVの)疲れがある中で結果を残せた」と話した。この後はレース間隔が空く。「しっかり練習して次に臨みたい」と力強く締めくくった。

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