【まるがめボート SG第70回メモリアル】準優から一夜 森高一真がインを狙った理由は

[ 2024年9月2日 01:27 ]

峰竜太が勝った最終日7R後、まるがめ水面を見つめる森高一真
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 まるがめSG「第70回ボートレースメモリアル」は9月1日、馬場貴也の優勝で幕を閉じた。最終日12R優勝戦は20億円を売り上げ、6日間合計でも目標を大幅に超える196億円。ただ、進入から最も盛り上がったのは8月31日に行われた5日目9R準優勝戦だろう。地元の森高一真(46=香川)が3号艇ながら、1号艇の峰竜太からインコースを奪った一戦だ。準優勝戦から一夜明けた1日、森高にレースを振り返ってもらった。

 【一問一答】

 ――インを奪うことは、いつから考えていた?
 「前日(8月30日)の晩から。安岐(真人)さんだったら、どうするかなと考えて、隙があったらインに入ろうと。スタート展示の峰を見ていて“これは取れるな”と思った」

 ――地元まるがめSGだからか。
 「もちろん地元というのは大きい。でも、1号艇が峰だったから行ったのもあるな。峰のことが嫌いだからではない。今はアイツが間違いなくナンバーワン。その峰の1号艇にどうやって勝つか、その方法を考えた結果がインを取ることだった。相手が峰だったから思い切って行けたというのもある」

 ――結果は4着
 「ただ勝たな、アカン。前付けして盛り上げるだけなら誰にでもできる。勝てなかったら、ただレースを乱しただけ。もし勝てていたら初めて安岐さんに褒めてもらえたかもな。凄くかわいがってもらったけど、まだ一回も褒めてもらったことがないからな(笑い)」

 最終日は4Rを逃げ切って1着。10R特別選抜戦も3着ながら、道中で必死に前を追った。次走は12日開幕のG1びわこ周年記念。勝負師・森高の今後からも目が離せない。

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