【川崎競輪 開設75周年記念G3桜花賞・海老澤清杯 最終日】12R 地元の郡司に期待

[ 2024年4月7日 04:30 ]

大会5連覇を狙う郡司浩平
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 川崎市制100周年、大阪・関西万博協賛、川崎競輪開設75周年記念G3「桜花賞・海老澤清杯」は7日、第12Rで決勝戦(優勝賞金522万円)が行われる。地元エースの郡司浩平が川崎記念5連覇で6回目の優勝を目指すが、古性優作、嘉永泰斗ら豪華メンバーで激しい優勝争いが繰り広げられる。

 【12R】地元エースの郡司に期待した。細切れ戦になるが積極性は新山―佐藤の北日本勢が上回る。1番車の郡司は位置取りも含めた総力戦から北日本勢の動きを見極め、最終的に自力で首位。古性は的確な運びから郡司より先に踏み込むと逆転があり(7)(4)が押さえ。好調嘉永は自分のタイミングで踏み込むと侮れない。踏める距離が長い新山は自分のペースに持ち込むと佐藤との(3)=(9)が浮上。

 (1)郡司浩平 2日目の方が良かった。自力。5連覇は意識せず責任を持って地元の代表として走りたい。
 (2)嘉永泰斗 踏んだ感じが良かった。自転車と体がかみ合っている。自力。
 (3)新山響平 手応えはいい。サドル周りを調整して良くなっている。自力。
 (4)山田久徳 あまり良くない。疲れている感じ。古性君へ。黙って付いて行く。
 (5)松本貴治 日に日に良くなっている。単騎戦。臨機応変にできることを。
 (6)佐々木真也 連日、調子はいい。郡司さんへ。まずは離れないように。
 (7)古性優作 連日、自分が弱い。自力自在。今の状態で優勝を狙うなら組み立てでカバーするしかない。
 (8)松岡貴久 嘉永君に付いていて、いっぱいという感じではなかった。嘉永君へ。
 (9)佐藤慎太郎 新山君の踏み直しが凄い。状態は変わらないが、もう少し上積みが欲しい。新山君へ。

 【11R】脚力上位の真杉の奮起戦。まだ完調でない真杉だが格上の機動力を発揮して勝機。真杉マークは地元小原で両者のゴール前勝負が本線。取鳥―田中の岡山勢に警戒。

 (1)真杉匠 あのまま4番手にいてもよかったが、あそこで行けたら面白いかなと…。ケガ明けだったしやることをやろうと。自力。
 (2)飯野祐太 佐藤君へ。
 (3)取鳥雄吾 自力。
 (4)松岡篤哉 自力。
 (5)小原太樹 真杉君へ。
 (6)宮崎大空 青柳君へ。
 (7)佐藤博紀 自力。
 (8)青柳靖起 自力。
 (9)田中勇二 取鳥君へ。

 【10R】機動力上位の岩本が中心。準決勝は新山に屈したが前半2走の動きは良く好調を維持している。ここも別線の動きを見極め、自分のタイミングで仕掛けて勝機。山口は仕掛ける位置次第で逆転があり(9)(1)が押さえ。穴は伊藤の一発。

 (1)渡辺十夢 山口君へ。
 (2)岩本俊介 自力。
 (3)大森慶一 北3番手。
 (4)塚本大樹 伊藤君へ。
 (5)大槻寛徳 星野君へ。
 (6)磯田旭 岩本さんへ。
 (7)伊藤旭 自力。
 (8)星野洋輝 自力自在。
 (9)山口拳矢 2日間走って構えても駄目だというのが分かった。自力。

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