【取手競輪 G2第8回ウィナーズカップ 2日目】12R 北井の主導権から深谷が抜け出す

[ 2024年3月22日 04:30 ]

北井(右)と好連係を決めたい深谷
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 令和6年能登半島地震復興支援競輪・G2「第8回ウィナーズカップ」(優勝賞金2800万円)は21日、茨城・取手競輪場で開幕した。

 初日の特別選抜予選3レースは佐々木豪、脇本雄太、深谷知広が先勝した。きょう2日目は12R「毘沙門天賞」をメインに二次予選が行われる。毘沙門天賞は北井佑季に乗る深谷が番手差しを決めるとみたが、清水裕友―松浦悠士、脇本―古性優作も強力で激戦だ。

 【12R】先行力抜群の北井につける深谷に期待したが激戦。ライン構成は清水―松浦の中国勢、脇本―古性の近畿勢、犬伏―佐々木の四国勢、そして真杉が単騎戦になる。強力な自力型がそろい激しい流れが予想されるが、近況の充実ぶりで上回る北井の主導権とみた。その展開なら深谷が番手有利に抜け出して勝機。位置取りもこなせる清水が好位確保から捲ると(1)=(5)が浮上。近畿勢も互角。

 (1)松浦悠士 犬伏君とうまくドッキングできた。前検日は不安があったが、自分が思った以上に感触が良くて状態面は大丈夫。(清水)裕友に任せる。
 (2)脇本雄太 自分の仕掛けをしてからは踏み切ることだけを考えた。少しずつ良化はしているが、まだまだ足りない。自力勝負。
 (3)真杉匠 番手には悪いことをしたが自分で仕掛けて3着が獲れたのでそこは良かった。単騎で自力。
 (4)北井佑季 消極的というより自分の脚を残したレースだった。自力勝負。
 (5)清水裕友 タイヤを引っ張っているような感じだった。初日の手応えとしてはマイナス。自力勝負。
 (6)佐々木豪 展開に恵まれただけ。地元記念に向けた貯金が残ってる。(8)へ。
 (7)古性優作 脇本さんが強くて付いていてロケットみたいだった。間合いの取り方をミスした。再度(2)。
 (8)犬伏湧也 松浦さんのおかげで3着。自力勝負。
 (9)深谷知広 思いのほか車の出が悪く苦しんだ。パッとしないが周りは見えている。北井君に任せる。

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