【佐賀・第21回はがくれ大賞典】24日発走 グリードパルフェ大会連覇&重賞4Vへ! 予想印を公開

[ 2024年3月22日 12:00 ]

上がりの脚は切れ味十分のグリードパルフェ
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 今年度の佐賀競馬古馬長距離路線締めの一戦である「第21回はがくれ大賞典」(地方全国交流/距離2000メートル/1着賞金1000万円)が24日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。前回覇者のグリードパルフェを筆頭に地力確かな地方勢が地元勢に高い壁として立ちはだかる。

 ◎⑧グリードパルフェ 18年8月北海道でデビューし船橋、川崎を経て21年2月に現在の高知へ転籍。5歳最終戦、21年年末の高知「高知県知事賞」で重賞初制覇を果たした。昨年3月佐賀の前回大会、道中は中団で脚を溜め最終コーナーに差しかかると一気に加速。直線は外から力強く前を交わして重賞2度目のVをゲットした。その後は6月園田重賞「六甲盃」もアタマ差で制し重賞3V。上がりの脚は切れ味十分で長丁場での勝ち方を知っている。大会連覇&重賞4Vへいつも通り中団から自身のスタイルを貫く。

 ◯①セイカメテオポリス 20年6月大井でデビュー。デビュー戦、続く1400メートル戦を連勝すると、そこから前走まで27戦全て重賞で戦っている。重賞Vは21年9月3歳重賞川崎の「戸塚記念」、昨年4月笠松「オグリキャップ記念。5月大井「大井記念」、9月大井「東京記念」と3連続Vがある。重賞4Vは全て2000メートル以上で距離適正は申し分ない。この他にも前走今年1月大井「金杯」を含め2着が5回ある。経験値の違いを見せ付けるかに注目だ。

 ▲②トランセンデンス 20年6月に北海道でデビューし門別2歳重賞で2着を2回マークして存在感を示した。翌年すぐに浦和へ転籍すると初戦の浦和3歳重賞「ニューイヤーカップ」で重賞初Vに成功。同年4月には南関東3歳3冠レースの一つ「羽田盃」も制覇。その後は快音が聞かれず昨年11月に新天地の高知へ。高知では6戦1勝だが、前走2月姫路重賞「白鷺賞」を含めて2着4回と粘りが戻ってきており一発があっても不思議ではない。

 ☆⑩ユアヒストリー 20年12月JRAでデビューし4勝をマーク。オープン、リステッド競走、22年4月阪神「アンタレスSGⅢ」に出走するが勝利には届かなかった。昨年3月船橋に移籍。前走まで10戦して3勝3着4回を含め掲示板を外さない安定した走りを見せている。自在性がある脚質は魅力で重賞初Vへ展開一つとみる。

 △⑤タガノファジョーロ JRAから兵庫を経て22年10月に佐賀へ。重賞は昨年7月「佐賀王冠賞」で大外からヒストリーメイカーらを捕らえ重賞初V。11月「九州大賞典」はしまいブレイブアモーレとの叩き合いを制し重賞2V目をゲット。今年2月中央地方交流「佐賀記念JpnⅢ」は佐賀勢最高位の6着。現在、佐賀競馬中長距離界でもっとも信頼度が高く好勝負は可能とみる。

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