【取手競輪・G2「ウィナーズカップ」】新田康仁が繰り上がり3着「“ジュッ”となって“熱っつ!”」

[ 2024年3月22日 14:43 ]

3着に繰り上がった新田康仁
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 <取手2日目7R>長らく南関ラインを支えてきたベテランの新田康仁(50=静岡)が3着に繰り上がり。ツキを味方にして二次予選をクリアした。

 レースは野口裕史が先行し番手を回った鈴木裕が抜け出す展開。その後ろを回った新田は最終2センターの接触もあり4着入線だったが、2着入線の嘉永泰斗が失格(押圧)となり幸運にも繰り上がった。

 事故入だった新田は4車並走になったシーンを振り返り「転びそうになってタイヤと脚が(接触し)“ジュッ”となって“熱っつ!”」。左ふくらはぎは擦過傷で痛々しく赤みを帯びていた。

 今シリーズは2月伊東の落車から復帰戦。特選スタートだった初日は展開が向かず9着も「ブランクを感じるかと思ったが、感じた点を修正していろいろいじってだいぶ楽になった」と復帰2走目で手応えをつかんでいた。ギアやシューズを変更して「普段乗らない指定練習をやったり、ローラー練習を長めに乗ったりして探り感じが良かった」と話した。

 レース中の接触で車輪が破損。セッティングは再度見つめ直しとなり「また感覚を探りながら調整して明日(準決勝)に備えたい」。数々の修羅場をくぐり抜けた実力者が勢いある南関地区の精神的支柱となる。

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