【京王閣競輪・S級シリーズ初日4R】会心の逃げを打った玉村元気「ボートで言うチルト3度」

[ 2024年3月4日 18:34 ]

会心の逃げ切りでポーズを決めた玉村元気
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 発走前パフォーマンスで人気を誇る玉村元気(34=香川)が会心の逃げ切り勝ちを収めた。

 伏兵的存在だったが、打鐘前1センターから先手を握って主導権。人気を集めた利根正明の捲りを不発に終わらせると、最後までスピードは鈍らず末良く粘り込んだ。ゴール後に右手で小さくガッツポーズをした玉村は「まさか押し切れるとは。バックが追い風で車が流れた。今期の予選1着は初めて」と満面の笑みで振り返った。

 セッティング変更が吉と出た。ハンガーを下げたそうで「ボートで言うチルト3度。伸び一本のような感じ」と説明。「重心が低くて踏み出しが重いが、カカって行く」と手応えを明かした。

 準決勝は二分戦でライン4車の先頭を任された玉村。元気いっぱいの自力勝負で見せ場をつくるはずだ。

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