【大宮競輪・S級シリーズ 初日9R】2着でも好気配の菊池岳仁「気持ち的に余裕を持って走れた」

[ 2024年3月1日 17:35 ]

実戦気配が光る菊池岳仁
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 <大宮初日9R>

 徹底先行・菊池岳仁(23=長野)の先行力がキラリと光った。

 前受けから上昇してきた格清洋介を突っ張りペース駆け。後方をにらんでけん制し、2コーナーからエンジン全開。ラストは地元の宿口潤平に差されて2着も、個人上がりは14秒5の好時計をマークした。菊池は「タイムが良かったのは踏んだ距離が短かったから。他のレースとは風の強さも違ったと思うので」とさらりと言い「気持ち的に余裕を持って走れた」と手応えを明かした。

 今シリーズも参戦している小林泰正らと前橋合宿に参加。若手同士で切磋琢磨(せっさたくま)し、みっちり鍛え上げてきた。「疲れている感じはあるが、日に日に取れてくれば。いや取れてほしいですね」。疲労感は若干残るが、前走から乗っているフレームの感触も良く勝ち負けできる状態だ。

 準決勝10Rは神山拓弥に前を任されて自力勝負。小松崎大地と松坂洋平を相手にペースをつかみ、粘り込んでみせる。

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