【松阪・G3開設記念】郡司 捲って19度目のG3制覇!「これをきっかけに頑張っていきたい」

[ 2023年9月27日 04:55 ]

今年4度目のG3制覇となった郡司浩平
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 松阪記念決勝 5番手から捲った郡司浩平(33=99期・神奈川)が8月富山記念以来となる通算19回目のG3優勝を決めた。

 レースは浅井―皿屋―菅田―新田―郡司―岩津―坂本―山田―中村で周回を重ねる。残り2周で郡司―岩津―坂本が上昇、これに続いた山田―中村が前を抑えると打鐘で菅田―新田が一気に先制する。3番手は山田、5番手は郡司、8番手は浅井。バックでスピード良く捲った郡司が菅田の番手から出た新田を悠々とかわして先頭に立つ。迫る岩津を寄せ付けずに1着でゴールを駆け抜けた。

 郡司は「細切れなので流れを見極めて行けるところで仕掛けようと。初手で後方になったのは誤算だったが、その後は冷静に立ち回れた。他地区の人が信頼して付いてくれたのは大きかった。あのタイミングで仕掛けられて良かった」と振り返った。松阪は19年の共同通信社杯でビッグ初Vを飾った思い出深いバンク。「自分でも相性がいいと思っているし、しっかり結果を出せて良かった。最近はふがいないレースが続いているので、これをきっかけに一戦一戦、頑張っていきたい。G1レースでも頑張ります。応援よろしくお願いします」と話してスタンドのファンから大きな声援を浴びていた。

 ◆次走 優勝した郡司浩平は久留米G3(10月6~9日)、2着の岩津裕介は大宮F1(同3~5日)、3着の坂本修一は奈良F1(同10~12日)へ。

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