【盛岡12R・マーキュリーカップ】メイショウフンジン昨年7着の雪辱果たす

[ 2023年7月17日 09:30 ]

マーキュリーカップでの昨年の雪辱を期すメイショウフンジン
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 (13)メイショウフンジンが昨年7着の雪辱を果たす。

 ハナを切れた昨年だったがペースダウンした向正面で、後続に一気に捲られこの馬の良さを出せずに終わってしまった。その後はダートグレード勝ちこそないものの、オープン特別2勝(アルデバランS、仁川S)と力をつけている。乗り慣れた鞍上がこの馬の形に持ち込めばしぶとさを見せる。

 相手は昨年の覇者バーデンヴァイラー。休み明けの前走は芝重賞だけに度外視可能。叩いた上積みは大きいだけにマスターフェンサー(20、21年)以来の連覇も狙える。昨年の2着馬テリオスベルも侮れない。前々走のダイオライト記念でも牡馬相手に2着。ここでも力は見劣らない。かきつばた記念Vのウィルソンテソーロ。2カ月ぶりも距離延長はプラス材料だ。地方の馬場が合いそうなサンライズホープの一変に警戒。

 ▼ノーブルサターン(板垣師)過去にこのレースで2着(19年)した時と比べるのは酷だけど、9歳の今でもここに出走できるのは立派だと思う。状態は悪くないけど前走の敗因が全く分からない。このメンバー相手となると何とも…。

 ▼サンライズホープ(羽月師)体調は悪くないですよ。広いコースの方がいいタイプで深い砂も合っていると思う。後は条件がはまってくれれば。

 ▼ヴァケーション(畠山師)前走は騎手がうまく乗ってくれた。引き続き出来はいいし今回も騎手に任せるつもり。昨年の3着馬だが前2頭には離されたからね。それほど強気には…。

 ▼テリオスベル(田島師)調子の上下動がない馬だが順調に来ている。この距離は合いそうだし、どこかで位置を上げていって自分の態勢に持って行きたい。

 ▼スズカゴウケツ(千葉幸師)砂をかぶると進まないタイプ。この相手だから前で競馬はできないだろうし、後ろから末脚を伸ばす競馬に徹してみたい。

 ▼サイファリス(伊藤好師)前走はついていくのに精いっぱいでした。中間は変わらず来ている。距離がどうか…ですね。

 ▼バーデンヴァイラー(斉藤崇師)前走は芝のレースに挑戦したからね。変にごちゃつかないダートの交流重賞で力を出してくれれば勝ち負けになると思う。

 ▼ウィルソンテソーロ(小手川師)重賞を勝って馬がさらに成長した。前走の距離(1500メートル)は忙しかったのでこの距離は歓迎。秋に大きい舞台で戦うためにここは勝っておきたい。

 ▼ミスティネイル(伊藤好師)状態は平行線で普通です。長い距離は経験しているし心配していません。後方から行く馬なので、どこまで追い上げられるか。

 ▼レールガン(佐藤浩師)前走は6着に終わったけど調子落ちは感じていない。相手は強いけど直線長い盛岡は合うし、地元勢最先着を狙うつもりでいく。

 ▼サンライズハイアー(井樋師)昨年のJBCクラシック(盛岡)出走時に比べると状態はひと息。メンバーはそろっているけど復調のきっかけをつかめれば。

 ▼メイショウフンジン(西園正師)順調に調整できているし状態は凄くいい。盛岡は前有利な舞台でもあるし、自分の形でどこまで粘れるか。

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