【前橋競輪開設73周年記念 G3「三山王冠争奪戦」2日目12R】平原 総合力上位

[ 2023年6月30日 04:50 ]

関東の大黒柱・平原康多(前橋12R)                          
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 前橋競輪開設73周年記念G3「三山王冠争奪戦」(優勝賞金513万円)は29日開幕。初日メインの12R特選は真杉匠の逃げに乗った佐々木悠葵が先勝、関東勢で上位独占を決めた。30日の開催2日目は二次予選7個レースが行われ、12Rは平原康多、11Rは古性優作、10Rは佐藤慎太郎が主役を務める。

【12R】平原 総合力上位

 総合力上位の平原が中心。落車後で状態面に不安がある平原だがラインで積極的な菊池目標に番手の仕事をこなして首位。菊池の逃げ粘り(1)(5)が本線。スピード上位の渡辺に竹内が続く北日本コンビは渡辺次第で侮れない。穴は藤原目標の久保田の絡み。
 (1)平原康多 不安の中での走りだったが3番手の仕事はできた。痛い箇所だらけですが頑張るだけ。菊池君の後ろ。

 (2)竹内智彦 小松崎君が行くべきところで、しっかり仕掛けてくれた。渡辺君。

 (3)久保田泰弘 藤原君。

 (4)酒井拳蔵 自力。

 (5)菊池岳仁 脚を使わずに2周半から叩いて出た。足に張りがあったせいか重たく感じた。自力。

 (6)藤原俊太郎 自力。

 (7)渡辺一成 冷静に走れました。ライン3人で決まって良かった。自力。

 (8)飯嶋則之 (5)(1)へ。

 (9)藤田勝也 酒井君へ。

【11R】古性 上杉目標に

 脚力上位の古性が主役。古性はラインで積極的な上杉目標にレースを運び、流れ次第では自ら踏み込んで首位。大石―東―大塚の南関勢は大石の仕掛け次第で侮れない。筒井は古性マークから連下に。穴は小原の捲りか。

 (1)古性優作 初戦の流れは想定内の一つ。自分で長い距離を行くことも考えていたが反応しなかった。初連係の上杉君。

 (2)大塚玲 南関3番手。

 (3)伏見俊昭 (渡辺)一成君はスピードがあるし自分が付いていけるかどうかでした。小原君へ。

 (4)筒井裕哉 (9)(1)へ。

 (5)東龍之介 新村君が頑張ってくれた。1着が獲れたし悪くない。大石君へ。

 (6)保科千春 北3番手。

 (7)大石剣士 先行したかったが中途半端になってしまった。踏み直して合わせられた。悪くない。自力。

 (8)小原丈一郎 自力。

 (9)上杉嘉槻 自力。

【10R】慎太郎 G前差す

 差し脚に安定感がある佐藤慎が中心。ラインができる自力型は小松崎、谷口、岸沢の3人だが初戦の動きもいい小松崎が最終的に巻き返す公算が大きい。佐藤慎が小松崎目標にゴール前で差す。谷口―坂口の三重勢は谷口次第。

 (1)松尾透 上田君が理想的な位置を取ってくれた。余裕はあった。三重勢へ。

 (2)小松崎大地 オッズ(断然の1番人気)を見てシビれた。気を引き締めて走った。自力。

 (3)谷口遼平 (宮杯で2回落車したが)初戦の走りに影響はなかった。自力。

 (4)岸沢賢太 自力。

 (5)佐藤慎太郎 初戦は前を取ったラインが有利になり対応が難しかった。最後方から6着だし悪くない。(小松崎)大地を信頼。

 (6)田頭寛之 単騎自在。
 (7)佐藤礼文 岸沢さん。
 (8)佐藤康紀 北3番手。
 (9)坂口晃輔 悪くはない。谷口君に任せる。

【9R】真杉 三分戦制圧

 先行力抜群の真杉が中心。自力型は真杉、松本、稲毛で三分戦になるが踏める距離が長い真杉が自分のタイミングで先制して粘り込む。真杉マークは地元木暮。香川は前を任せる松本次第で上位進出。

 (1)木暮安由 練習の成果も出たが(最終)コーナーの走りは課題。真杉君へ。

 (2)藤井昭吾 先に仕掛けたけど岩谷君のダッシュが違った。稲毛君に任せる。

 (3)香川雄介 清水君がためて行っても良かったかもしれない。松本君へ。

 (4)原真司 前2人のおかげです。近畿勢の後ろ。

 (5)松本貴治 感覚は悪くないけど組み立てを考えないと。自力。

 (6)春日勇人 関東へ。

 (7)稲毛健太 自力。

 (8)吉永好宏 四国勢へ。

 (9)真杉匠 最近はうまく突っ張れてなかったが、初戦はうまく突っ張れた。前検日に自転車をいじり前回よりは良かった。自力。

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